犬種の大半は中東起源=「秋田」は東アジアのオオカミから−国際チームがDNA解析(時事通信)

 世界各地で飼われているさまざまな種類の犬の大半は、東アジアではなく、中東のオオカミに起源があると、米カリフォルニア大などの国際研究チームが27日までに英科学誌ネイチャー電子版に発表した。遺伝情報の本体である細胞核のDNAについて、過去最大規模の解析と比較を行った成果。ただ、日本の秋田犬や中国のチャウチャウは、中国のオオカミに近く、従来の東アジア起源説が正しいようだという。
 オオカミから犬への進化は、2002年に発表された細胞小器官ミトコンドリアのDNA解析に基づく論文では、約1万5000年前に東アジアで起きた可能性が高いとされていた。一方、猫は、約13万1000年前に中東に出現したリビアヤマネコが祖先で、約1万年前に家畜化されたとの論文が07年に発表されている。人類と縁の深い犬猫の起源は、社会や文明の発達過程を解明する手掛かりにもなるとみられる。 

【関連ニュース】
絶縁体で電気信号伝達=パソコン8割省電力化も
有機物で新たな超伝導体=最高温度で電気抵抗ゼロ発現
エルニーニョを1年前から予測=インド洋水温を利用
白血病薬への抵抗たんぱく質発見=再発防止へ期待
水に混ぜるだけで高強度素材=高分子化合物を開発

「特定、解明に至らず」=長官銃撃で警視庁幹部(時事通信)
小林氏の進退、首相「終わったと思っていない」(読売新聞)
<不正経理>公的研究費1650万円 愛知県がんセンター (毎日新聞)
1都2県でひったくり70件以上 容疑の男追送検(産経新聞)
【写眼】薬師洋行「夢は続く」(2010年)(産経新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。